Chinese TOP > 特集一覧 >  “大人の街乗りジャケット”がほしい。
アレックス・モールトンは面白い自転車だ。繊細なフレームにラバー製サスペンションを組み合わせ、小さなタイヤを履いたローテク(?)な自転車。決して最新の素材やパーツで作られるロードバイクやMTBのような派手さはない。だが、モールトンを見た多くの人がその魅力に引きつけられる。人の手が丁寧に作り上げたモノが持つ特別なオーラが漂っているのだ。
「ステム」の作るサイクルウェアは、どこかモールトンに似ている。コットンやウールなどの天然素材を用い、カタチも極めてオーソドックス。どちらかといえば地味系である。しかし手にとってみると縫製や仕立てはじつにしっかりしていて、着心地がいい。ハイテク素材のサイクルウェアにはない上質感がある。
今回ステムに別注したのは、ミリタリーウェアのテイストを持つ4ポケットジャケット。高密度に織り上げられた撥水性コットンクロスを使い、見た目はトラッドだが、着るとフィット感が高く動きやすい。さらにちょっとした遊びゴコロとして、クルクルと畳んでポケットに仕舞える「パッカブル仕様」にしてもらった。
上質で、クラシカルで、スポーティ。まさに「モールトンで街乗り」なんていうのにドンピシャな“大人の街乗り”ジャケットが出来上がった。もちろんモールトンを持っていない僕も、すごく欲しい一着である。
text_B_NAVI / photo_KATSUTOSHI ISHIYAMA
STEMのブランドコンセプトは「ロハスなデイリーバイシクルライフを楽しむ服」。余計な装飾を極力廃するのもその表れ。
スクエアな形状のポケットは外側だけマチを広げ、内側はマチを畳んで縫い込むことで、容量と使いやすさを確保。
わきの下に設けられたベンチレーションホールは自転車走行時、こもった熱を放出することでジャケット内を快適に保つ。
衿と袖口には革巻きバックルを使ったベルトを装着し、雨風の侵入を防ぐとともにクラシカルな雰囲気を演出している。
アームホールの背中側にライディング姿勢での腕の動きをフォローするアクションプリーツを備え、ヒジ部にも動きやすいパターンを採用。
ベースモデルでは右裾にあるジッパーのバックパケットを大型化。地図や雑誌などもすっぽり入るサイズに変更。
裏側の縫製部分にはパイピングを施し、仕上げの上質さにこだわる。裾丈はライディング姿勢を考慮し背側を長めに。
折り畳んで袋に収納できるパッカブル仕様。この状態にしたときのみ「Tokyo Wheels」と「STEM」のロゴが現れる仕掛けも。
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STEM-DESIGN(ステムデザイン)とは
STEM-DESIGN(ステムデザイン)は、ロハスなデイリーバイシクルライフをこよなく楽しむ服、をコンセプトに、日常生活に自転車を積極的にとり入れる、ヘルシーでエコな生活を提案。たとえば、休日は車ではなく自転車に乗って街を流してみたり、通勤には2駅先の乗り換え駅まで自転車通勤を楽しむ。そんな、自転車からはじめるなにげない行動と勇気が、健康的かつ地球のエコにもつながっている。それはロハスな毎日ともいえるだろう。 STEM-DESIGN(ステムデザイン)は、そんなロハスな生活をサポートする服づくりをモットーにしている。
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