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「バイクを降りても違和感がない」、「そのままでレストランやショップに入れる」。“お洒落なバイクウェア”の基準をそんな風に表現したりする。 でもじっさいにライディングウェアとして十分機能を果たしつつ、街着として遜色ないデザイン性を持たせるというのは、じつはなかなか大変なことなのだ。 だが最近うれしいことに、そんなワガママなリクエストを満たしてくれるウェアが増えつつある。 たとえばテーラードジャケット風のライディングウェア。 このヘンリービギンズのジャケットも防風・撥水などの機能性を備えつつ、アウトドア然としないようなマットなフェイスの素材を用い、フロントの合わせにはボタンとジップを組み合わせてライディング時と降りたときの使い分けを両立させるなど、パッと見では「バイク用」と気付かないほどドレッシーに仕上げられている。 もちろんロングライド向きではないが、街乗り+α程度なら十分以上。 これならお洒落なカフェで待ち合わせたって、彼女に「今日はバイクだからさァ……」なんて言い訳は、しなくて済むのである。 |
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text / MOTO NAVI・Tokyo Life、photo / SACHIHIKO KOYAMA(STUH)、styling / Tokyo Life、model / AKIKAZU YAMASHITA |
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